ご報告:これからは・・

日々の事
自分
自分

先週、学位授与式があり無事、医学博士をいただくことができました!

「〇〇専門医・〇〇指導医」などは、目の前の患者さんと向き合って、知識・能力ともに熟練していくともらえる免許です。
一方で、「医学博士」はそういった病院の仕事ではなく、何かに特化して研究を頑張った人に与えられる免許です。

僕自身、目の前の患者さんを良くするために頑張ることは、めちゃくちゃ好きだったんですが、研究は本当に苦手でした。

患者さんを診察して治療することは、医師としてやりがいを感じます。病気が軽快し、感謝された時の嬉しさ・なかなか良くならず必死で考える辛さ・・これらは中毒性があり、どこまでもやれる気にさせてくれます。

一方、研究は・・感じ方は人それぞれだと思いますが、忍耐と我慢の連続だと僕は感じました笑

研究は、
「研究テーマの計画書を作り、大学から許可をもらい、患者さんに研究のお話をして、出たデータをすべてエクセルに打ち込み、統計をして結果をだし、学会で発表して、正式に論文にして雑誌に投稿し、何度も修正をしてようやく出版される。」
これを何度も繰り返します。

研究の流れを書いてる今も、なぜか辛くなりました(笑)

これらを僕1人でおこなうのは、到底無理です。そこで、同じ職場の多くの人たちに助けていただきました。助けを借りれるだけ借りまくって、なんとか形になり今回、学位をもらうことができました。

学位を授与していただき、数日経ちましたが、ものすごく幸せを感じています。

それは、もちろん学位をいただけたということもあります。

しかし、それ以上に、知恵を借りたり、励ましてもらったり、一緒にリフレッシュすることができる同僚がたくさんいたということに、一番幸せを感じています。

大学病院というと、「白い巨塔」が流行ったこともあり、暗雲が立ち込めたような施設という扱いを受けます。しかし、僕にとっては素敵な教授と仲間によって作られた居心地の良い空間でした。

今なら、アスリートが金メダルをとってインタビューで「自分がとれたのは、支えてくれたみなさんのおかげです」という気持ちがすこーしだけわかった気がします笑

さて、今年の大きな目標が達成されました。次は学位取得までに得たものを、磨きをかけるだけでなく、わかりやすく患者さんに還元できるよう努力したいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました