2025年、最後の診療を終えて

日々の事

2025年も年末を迎え、当院は本日で今年の診療を無事に終えることができました。
こうして1年を振り返る時間を持てることに、心から感謝しております。

おかげさまで、当院はこの年末で開院から2年を迎えることができました。
開院当初は、不安と期待が入り混じる中でのスタートでしたが、今では多くの患者さんに足を運んでいただけるようになり、「ここに来てよかった」といった言葉をいただくたびに、身を粉にして働いてよかったなと感じています。疲れている姿を見せてしまっていたらすみません笑

ペインクリニックという分野は、痛みの感じ方やつらさが人それぞれ異なる一方で、その背景には必ず身体的な原因や病態が存在します。
当院ではこれまで、患者さんの生活背景や思いに耳を傾けることを大切にしながらも、同時に「なぜその痛みが起きているのか」「どこに原因があるのか」を見極める診察を大切にしてきました。
痛みを単に「つらさ」として捉えるのではなく、医学的な視点から原因にターゲットを当てることこそが、適切な治療につながると考えています。

この1年の診療を通じて改めて感じたのは、正確な診断と、患者さんへの理解の両方がそろって初めて、意味のある治療になるということでした。
治療技術や医療機器は日々進歩しており、当院でも、より安全で効果的な治療を提供できるよう、新しい治療法や考え方を積極的に取り入れてきました。

しかし、どれだけ医療が進歩しても、最後に大切なのは「目の前の患者さんとどう向き合うか」だと感じています。
クリニックでできることは病院に比べれば設備も限定的であり、医師一人の知識もしれています。わからないときは、多くの先生に頼り、相談することもまた患者さんと向き合うことだと考えています。

2025年は、患者さんと接する以外の全ての時間を極力減らし、多くの患者さんを診ることができる土台を作ること、診察の時間を少しでも長くすることを大切にし、治療内容や見通しをできるだけわかりやすくお伝えすることを心がけてきました。これは2026年も実践していきたいと思っています。

また今年は新しいDrも迎え入れることができました。クリニックにとっては大きな発展でした。症例に対して議論することができるようになり考え方の幅が広がりました。大学病院時代も感じておりましたが、医師の数だけ患者さんに対する考え方、病気へのアプローチが違うので僕自身も成長することができた1年でした。

2026年も、これまでの診療で得た経験を礎に、さらに一歩前へ進んでいきたいと考えています。
新しい治療への挑戦を続けながらも、当院の使命である患者さん一人ひとりにとって「安心して相談できる場所」であり続けることを目標に、日々の診療に向き合っていきます。

今年一年、当院に関わってくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。
来年も、地域の皆さまの健康と笑顔を支えられるよう、スタッフ一同、誠実に診療に取り組んでまいります。

どうぞ良いお年をお迎えください。

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